婚活に釣り合いは必要か?釣り合いに対する考え方(女性向け)

婚活に釣り合いは必要か?釣り合いに対する考え方(女性向け)

婚活をするうえで意識されやすい釣り合いの基準、釣り合いを意識して婚活をする意味やメリットなどについての意見です。
 
結婚はお互いに見返りを求めるものである
 
結婚に対する理想の一つとして、お相手から自分のすべてを受け入れてもらい、経済的に何不自由ない生活を保障してもらう事があります。事実、女性が婚活をスタートした時には、このような考えからハイスペックな男性を追い求める人も少なくないと言えます。しかし、もしこのようなパートナーと結婚出来たとしても、やはり結婚では対等な関係、等価交換に似たようなところがあります。
男性は自分の経済力と引き換えに女性の抜群の容姿を見返りに求めたのかもしれませんし、料理や子育てなど家庭的な能力や資質を高く評価して結婚を決めたのかもしれないからです。つまり、婚活をする時には自分が望むものを持つお相手を探すだけでなく、男性もまた自分の価値に見合ったものを求めているという視点が重要です。そう考えれば、釣り合いの形は様々ある事が分かり、パートナー選びの仕方にも役立つと思います。
 
釣り合い(家庭環境)
 
婚活において家庭環境は重要です。「家系」「家柄」といった大げさなものでなくても、何となく自分の家庭環境に似たお相手を無意識に探している人は多いように思います。育ってきた家庭環境は生活スタイルや価値観などの基本になりやすいと言えます。あまりにも食生活や金銭感覚、育児への考え方などが違えば、結婚生活でトラブルが生じてしまいやすいです。また、本人同士が気にしなくても、家柄の違いなどで両親同士の仲が悪くなることも考えられます。実際、結婚相談所に親の学歴や勤務先を問い合わせ、家庭環境や家柄などを推測しようと考える人、またはその両親などが一定数いる事は否めません。
 
釣り合い(学歴)
 
婚活をしている男性の多くは、結婚相手に学歴を求める割合は少ないと言われています。「無名の大学でもよい」「学歴にはこだわらない」などと答える人が殆どです。この点は、女性が男性に高い学歴を求める傾向があるのと大きく違うと言えます。だからといって学歴を釣り合いの基準として外すわけにはいきません。学歴が違う事が子どもの教育方針に大きな違いを生むことも少なくないからです。
特に高学歴の男性は親も高学歴であることが多く、教育意識が高い傾向にあります。「子どもには一流の大学に行って欲しい」「せめて大学は卒業して欲しい」などと考える事が多いです。そして、自分の子どもと同程度以上の学歴を持つお相手が相応しいと考えやすい傾向にあります。その為、学歴に差がありすぎる場合は、子育ての方針の違いが結婚の障壁になることもあるでしょう。お相手が求める学歴を持たない場合、劣等感を抱く事もあるように思います。
 
釣り合い(収入)
 
自分の年収が相手の求める基準に達していない事で、釣り合いが取れていないのではないかと悩む女性もいます。たとえば、男性が高収入であるのに対して女性が平均以下の年収の場合は「お金目当てなのではないか」などと疑われてしまうことも現実にあります。また、収入と必ずしもイコールではありませんが、職業から収入を意識され低い評価をされてしまう場合もあります。医師や大学教授などが信頼されやすいのに対し、いわゆるブルーカラーの労働者に対して良い印象を持っていない人も中にはいるようです。
十分な収入がないと思っている男性のなかには、共働きで家計を支えて欲しいと考える人もいます。その場合には、女性の収入が低い事がマイナスに働く場合もあるでしょう。また、結婚して専業主婦になりたいと考えている女性にとっては、考えの違いが生じる要素です。
一方、自分が求める年収に男性が達していない場合はどうでしょうか。年収600万円という数字が、結婚相手の男性の基準としてよく使われています。理想を求めるのは悪くありませんが、現実的には20~30代で年収600万円を望むのは実は非常に難しいと言えます。収入を重視しすぎると結婚相手の候補が自分よりかなり上の年齢になりやすくアンバランスが生じることもあるように思います。
 
釣り合い(年齢)
 
結婚相手の年齢は男女ともに意識しますが、男性のほうが比較的重視する項目と言えます。男性は年下の女性、特に20代にこだわる人も少なくありません。一般的に見ても30代であれば20代、40代であれば30代の女性と、自分より若い結婚相手を求める人が一定数存在します。その理由には、容姿や若さが好まれる事がありますが、出産の可能性を考えての事もあります。アラフォーになると成婚率が下がりやすいと言われるのは、子どもを持ちたい男性の希望も関係しているからです。
また、男性が女性に対して年齢を重視するのは信頼性担保のせいもあります。要するに「なぜこの年齢まで結婚出来なかったのか、何か問題があるのではないか」などといった不安を避けたいのです。こうした事は、もちろん年齢で一概に決めつけられるものではありません。しかし、女性が男性の年収を人柄や信頼性の目安にするのと似たようなものと考えれば、ある程度納得出来るものだと思います。
一方、男女共通で年齢の釣り合いを意識される理由は、価値観や結婚観が一致しやすいからです。年齢が一回り以上離れていれば、ジェネレーションギャップを感じてしまいやすいです。また、パートナーに求める要素も違いが生じてしまいやすいと言えます。たとえば、年上の男性が女性に対して自分の仕事を支えてくれるパートナーになることを望んでいるのに対し、女性は共働きで対等な関係を築いていきたいと考えるなどです。一般的には±5歳のお相手が、結婚相手として釣り合いが取れているとして好まれています。もし婚活で出会いのチャンスが少ないと感じているのなら、この年齢のお相手にもアプローチしてみるといいかもしれません。
 
釣り合いを意識して婚活するメリット
 
結果が出やすくなる
 
釣り合いの事を考えず理想の結婚相手を追求する人もいます。しかし、条件を厳しくするほど、望むお相手に出会いにくくなってしまうのは間違いありません。その結果、婚期を逃してしまい、さらに理想の結婚相手から遠ざかってしまうこともあり得ます。逆に釣り合いを意識すると、自分に合ったお相手を冷静に探せるためチャンスが広がります。一例を挙げれば、学歴に関する男性の理想と妥協できるラインの差は殆どないのに対し、女性の差はかなり大きいことが知られています。もし女性が自分の学歴ぐらいまで男性に対する妥協ラインを引き下げれば、婚活で結果を出しやすくなると言えるのです。
 
居心地が良い
 
結婚生活は長く続きます。仮に30代で結婚すれば40~50年はひとつ屋根の下で住むことになるので、長期的な視点で見ると、お互い楽な関係であることが重要です。たとえば、ハイスペックな男性を射止めたとしても、お相手の両親との付き合いでは、それ相応の振る舞いをしなければ、お盆や正月、お食事会など事ある毎に疲れてしまうでしょう。同居であれば尚更です。逆に女性のほうがハイスペックすぎると、男性に気を遣わせてしまうこともあります。学歴や収入面などでプライドを傷つけられる男性も少なくありません。お互い気を遣わず暮らしていける釣り合いの良さこそが、実は夫婦円満の秘訣と言えるように思います。
 
釣り合いを意識し過ぎずに、最後はお相手のことが好き(大切)かどうかが大事です
 
結婚とはお互いに見返りを求める面がある以上、釣り合いを意識する事が大切です。ギブアンドテイクと言えば現実的すぎるかもしれませんが、このバランスが悪いとどちらかに不満が出やすくなるのは確かです。釣り合いを意識すれば婚活を効率的に進められる面もあります。ただし、釣り合いを意識しすぎると、逆に婚活の幅を狭めてしまうことにも注意が必要です。たとえば、年齢・学歴・年収などは、あくまで世間の常識にすぎないので、過度に意識しすぎるのは問題です。自分の価値を必要以上に低く考えてしまうことがあるでしょうし、お相手の内面の価値に気付きにくくなってしまうこともあります。
余裕のある時に釣り合いというフィルターを外してみれば、実は結婚相手として相応しい人が身近にいる事もあるのではないでしょうか。最終的に重要な点は「長期的な結婚生活を一緒に送れるか」「お相手の男性とずっと一緒に居たいか」です。長い結婚生活の時間の前では、釣り合いの問題は自然に解消していきます。幸せな結婚生活を送っている人がよく言うように、お相手の本質を知ったうえで好きになれるかどうかが最も大切です。
 
結婚を目指すには釣り合いを意識して行動することが効率的と言えます。ただし、幸せな結婚生活を送るためには、釣り合いよりもお相手への好意が続くかどうかが大切です。「この人とずっと一緒に居たいか」を最重要ポイントにしながら、釣り合いも考えた婚活をしていって頂きたいです。
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